Excelで作業の手順書を作ることも多いと思います。 その際、項番が下記のようなルールの場合があります。
- 1 拠点A作業
- 1.1 拠点A作業1
- 1.2 拠点A作業2
- 1.3 拠点A作業3
このくらいの量なら手入力やオートフィルで良いのですが、 行が多くなった場合に問題が2つあります。
- 行の挿入や削除で乱れてしまう
- 1.9の次が1.10ではなく、2になってしまう
特に後者の問題は、「=A1+0.1」のような計算式では解決できず厄介です。
これを防ぐために、下記のような関数で連番にできます。
セル:A1に親番号がある前提です。
=$A$1&"."&ROW()-ROW($A$1)
ROW関数を活用して、
当該セルと、親番号のセルがある行番号の差を取得し、
親番号に&演算子で連結しています。
親番号のセルは絶対参照にするのがポイントです。
下記のように、親番号の下に関数を入力します。
コピーアンドペーストで小数点以下が連番になります。
1.9の次が1.10になっているのでOKです。
Excelの関数を体系的に学習したい方は、 下記の書籍を手に取ってみてはいかがでしょうか。