帯域確保と帯域保証の違いを意識したことありますか? 言葉が似ているので、営業担当者が間違えて伝え、 後でトラブルになることもあるため、正確に理解しておきたいものです。
- 帯域保証型インターネット接続
- 帯域確保型インターネット接続
- ベストエフォート側インターネット接続
上記は明確に異なりますので簡単に説明します。 図はルータが通信キャリア(ISP)の設備で、ルータの更に左に企業や家庭があるとお考えください。
帯域保証とは
設備(機器やケーブル)を物理的に分ける等で、 確実にその速度が出ることを保証するサービスです。 3つで1番高い価格帯になります。
「100Mbps出ますよ!」というのが帯域保証です。 「guarantee」とも言います。
帯域確保とは
他ユーザと共用しているので、完全に保証はできないまでも、 ある程度は速度が出るように予約しているサービスです。 3つで真ん中くらいの価格帯になります。
「混雑時も100Mbpsは出るように、努力しますよ!」というのが帯域確保です。 「assured forwarding(AF)」とも言います。
ベストエフォートとは
他ユーザと共用かつ、何も速度の予約が行われていないサービスです。 一般家庭のインターネット接続は大抵こちらです。
「使えないくらい遅い時間帯があってもごめんなさいね」というのがベストエフォートです。