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Teratermログを取り忘れた時の対策

SSH等ネットワーク機器やサーバに接続してCLI作業を行う際、 Teratermを使用している方は多いと思います。

商用環境の作業や動作検証中は作業ログを取得するのが一般的ですが、 何度も実施していると忘れることはありますよね。

そもそも取り忘れを防ぎたい場合

[設定]→[その他の設定]→[ログ]に自動取得する設定があります。

ただ、この設定は以下のような問題があるため嫌われることも多いです。

  • 保存先が固定される
  • 共用端末の場合は厳しい(誰かが設定を無効にしてしまう)
  • ログ取得を含むマクロを実行すると失敗する

取り忘れたことに気づいてからなんとかしたい場合

途中からログ取得を開始しても、以降の操作内容がログに出力されるだけで、 これまでの出力結果は通常、ログに書き込まれることはありません。 なので画面からログファイルにコピペするのも1つの解決策ではありますが、 画面に残っている内容を含みつつ、以降の操作内容をログに出力させることができます。

[ファイル]→[ログ]で表示されるダイアログで[現在バッファを含む]をチェックするだけです。

「あ!作業ログ取ってなかった」というときは、是非試してみてください! ただし、この設定はTeratermの設定を保存すると記憶されてしまうので、 この状態で設定保存はせず、必要なときだけチェックをつけるのがおすすめです。