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テプラのみでケーブルタグを作る

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インフラエンジニアが物理作業するとき、 ケーブルタグを作成することがあります。

その際、下記のような製品にテプラを貼り付けることが多いと思います。

このような製品にテプラを貼ってケーブルに取り付けると美しいのですが、 デメリットもあります。

  • ケーブルの向きでタグが見えにくいことがある(タグは見たいが既存ケーブルを触るのは怖い)
  • ケーブルタグが引っかかって追加配線が難しくなる
  • タグ自体の管理が発生する(使用量、在庫量、調達)

そもそもケーブルタグの目的とは?

タグの情報が正しい前提となりますが、 どのケーブルがどこに接続されているかを現地で識別するためです。 ではなぜ、識別する必要があるかと言うと、「運用時に困らないため」です。

機器交換等のメンテナンス作業時、ケーブルタグがあれば元の接続状態に戻すことができますし、 ケーブルの結線、抜線時に誤りを防ぐこともできます。 商用環境であれば、事故を防ぐためにもケーブルタグは必須です。

ただ、「ケーブルタグが引っかかって追加配線が難しくなる」というのは問題ですよね。 運用時に困らないための策で、運用時に困るのはとても違和感あります。

テプラのみでケーブルタグを作る

ケーブルの接続情報が現地でわかれば良いので、 テプラだけで作ってみます。 この方法であれば、タグ自体がテプラなので柔らかく、 配線時に引っ掛かることが少なくなります。

用意するもの

  • 細めのテプラカートリッジ
  • 接続元と接続先が印字されたテプラ4枚
  • ハサミ

作り方

太さは任意ですが、細いものと太いものがあると見栄えが良いです。 個人的には6mmと12mmが良いかな、と思います。 細いものはセロハンテープでも良いと思います。

以下、自宅にテプラが無いので普通紙による例ですが、 細いテプラの先端を5cmくらい引っ張り出してハサミで切った後、 ケーブルに巻き付けます。 5mmから1cmくらい飛び出すようにするのがコツです。

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この飛び出した部分に貼り付けるのですが、 綺麗に両面を貼り合わせるのは難しいです。 少しコツがありますので説明します。

裏紙を端1cmくらい剥がして折ります。 この部分だけ貼り合わせます。

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反対側を外側に折ってから、裏紙を全て剥がしてケーブル側だけ開いた状態にします。 f:id:takashi-tobey:20200206233202j:plain

最初に巻き付けた箇所を挟むように貼り付けます。 f:id:takashi-tobey:20200206233958j:plain

完成です!是非やってみてください! f:id:takashi-tobey:20200206233328j:plain