今回は平成29年秋 午後 問4:ネットワークの問題です。
レクチャーを実施するに至った経緯は下記を参照ください。 www.it-enjoy.com
はじめに
コロナの影響で令和2年度春期の情報処理技術者試験の中止が確定しましたね。 東日本大震災の時には、代替試験を6月に実施していましたが、 おそらく6月~7月では収束しなさそうなので、 「受験手数料の返還等」という表現が含まれているものと推測します。
通常、試験実施の3か月前から申し込みを開始していますが、 代替試験が秋期(10月)と重複するようなら意味がないので、 中止と考えて間違いないと思っています。
H29秋 午後 問4
設問1
空欄a
難なく正解していました。
構成図を見れば「a1」が音声ゲートウェイだとわかります。 なので、解答群を見ると「ア」か「イ」が正解です。
「a3」が顧客情報サーバなのか、着信分配情報サーバなのかを考えれば、 「a2」がコールサーバなので、以下の記述に着目します。
コールサーバは(略)着信分配情報サーバに問い合わせて、(略)
設問2
空欄b
「足し算だけで良いのか!?」 彼は何度も疑心暗鬼になっていましたが、 良いんです。こういう問題もあります。
空欄c
なんとなく彼が、一緒にいた彼女さんに聞きました。
「1時間って何秒?」
「100秒!」
彼女さんは時空が歪んでいるらしいです。 鵜呑みにすると計算を間違えるのですが、きちんと正解していました。
1時間は3600秒ですので、単位に気を付けて計算するだけですね。
空欄d
「逆数」というのがどうにもわからないようでした。 シンプルに下記の考え方を説明しました。
10の逆数は1/10(10分の1)
※後からいつ習ったのかを調べたところ小学生のようです。
前述の計算式に当てはめて考えると、平均待ち行列長が導けるので、 下記の表に当てはめて考えればOKです。
ただ、ここは説明にあたり、私が計算の仕方の説明を間違えてしまい、 平均到着率「λ」が平均着信間隔の逆数という条件を見落とし、 別の数値で計算してしまいました。 そのせいで間違いになってしまい、申し訳なかったです。
※ちなみに、「λ」はギリシャ文字でラムダと読みます。
回答
設問1 a: 「イ」
設問2 b: 「エ」c: 「ク」 d: 「ウ」